GPZ600Rです。 かなりレアなバイクです。オーナーは
町屋さん。今回の依頼はエンジンOH&チューンニングです。
エンジンは企業秘密のため写真ではお見せできませんがっ。
(写真に撮っていないだけですが・・・)
それ以外で手を加えた部分を紹介します。
倒立化ですね、91年式のTZR250R
のF回りをごっそり移植です。
これにより16インチから17インチへ
変更、操作性向上とブレーキ強化
剛性UPです。
意外にしっくり収まっていてパッと見
気付かない人もいるくらいです。
見た目かなりかっくいーですね。
これは、ラジエターの容量UPです。
ホンダのレーサーで93RS250用を
流用しました。3層のラウンドラジエター
ですのでかなり冷え冷えですね。
冬はオーバークールになりますので
写真のように塞ぎます。
カワサキ車では定番のラジエターですね
。
TZR250Rはセパハンなので腰に良くないです。のでUPハンドル仕様にしました。クランプはXJR用です。
TZRのトップブリッジはテーパーが付いてますのでテーパーカラーを作成
して付けました。ですのでXJRの1本止
めタイプのクランプが都合が良いのです
。ハイスロはプロト、ブレーキホースは
長さを合わせて作成しました。
Rホイールです、これまた91TZR250R
用を流用です。これにより150サイズの
最新ラジアルタイヤが履けます。
Rキャリパーサポートも作成しました。
キャブレターです、ケイヒンのFCR33
です、こいつは400と共通なので
パイロット系のセッティングで少し
苦労しました。
エアクリーナーBOXは使用せず
直キャブで勝負です。
ノーマルのCVと比べて良い所は
コーナー立ち上がりのレスポンスが
比べ物にならないですね、ファイナル
比をロングに振っても落ち込まず
回って行きます。
パイロット系とニードルのセッティング
が肝です。
チョークが無いのが待ち乗りには難点
です。気になる方はミクニのTMRがお勧めです。