ブレーキング社製の320ﾊﾟｲのビックローターです。アメリカのモトクロッサーＫＬＸの
ローターです。Ｄトラッカーとはボルト穴の
径が違います。このローターは6ｍｍの穴ですがDトラッカーは8ｍｍです、なので
まずは8ｍｍで拡大します。
でDトラッカーのノーマルのボルトはテーパーボルトでは無く一段段差が付いてる
（カラーの役目）ボルトですがこのローター
は45度テーパーが付いているボルトじゃ
ないと付きません。
ステンレスの45度テーパーボルトを付けますが、今回は4POTキャリパーをつける為に
ローターを外側にオフセットします。
その為ボルトが少しでも出っ張るとフォークに当たってしまいます。ボルトを45度のまま旋盤で
小さくしていってローターの中にぴったり収まる
ように加工しました。ディスクとホイールの間に見えるアルミのでかいカラーを作成してフォーク
側にオフセット、そうすると4POTのキャリパーがスポークに当りません。

TZ250のキャリパーの左側です、SRXで右は使いました。フォークのブラケットとディスクが非常に近い為、普通のサポートとは違った取り付け方法にしました。
フォークにタップが切っていない為、サポート側にねじを作りディスク側からボルトで固定しています。ボルトも頭がディスクに当ってしまうので旋盤で頭がうすいボルトを作成。すると外側にねじが見えてしまい
かっこ悪いので袋ナットでボルト風に見せてます。キャリパー側は10ｍｍ穴をあけて
普通に外側からボルトで止めています。
オフセットが取れないので厚みを15mmの
アルミ板で作成しました。この厚みで剛性
は確保されています。

アチェルビスの顔です、なんてことは
ないのですがけっこうカッコよく
仕上がってます。
オーナーのセンスですね。
ただ難点はライトが暗いって事かな
常時2灯を光らせてます。

定番のアーシングです。長さを合わせて色々な所からアースを取りバッテリーのマイナスに持っていきます。
シングルやツインのエンジンなどには効果
が感じやすいですね
4発などは効果は体感しずらいですが
確実に良い物です。