8月23日 (金)   予選当日!

天気はくもり、気温もそんなに暑くなく程よい感じで、石井の予選が始まった・・・・

予選時間は20分しかない クリアラップを探してたら終わってしまう、 気持ち的には落ち着いているつもり

だが緊張で喉がからから、テントにお茶を飲みに・・・  しかしこんな時は時間もあっという間、気付いたら

予選開始、だらだらとコースイン、タイヤの皮を剥きつつクリア確保の為、先頭集団に入ろうとする。

ダウンヒルストレートを加速し90度コーナーを危なげなくゆっくり回る。

マシンは良い感じだ、 セカンドアンダーブリッジを加速し目線を最終に向けると、一台のマシンが大きくハイサイド

で転倒しているのが見えた、その瞬間レッドフラッグ、あら〜赤旗中断だ

そのままピットイン、しかしタイミング的にピットロードに入らなくても問題無い何せ赤旗が出た瞬間でもうピット

ロード入り口だからだ、このまま入るのはもったいないと判断してもう一周回ることにした、なぜならタイヤの皮

剥きを完全にしたかったから。 その後は軽く流し 丁寧にタイヤのサイドまで皮剥き・・

ピットに戻り、しきり直し、意外にこの瞬間って気が抜けて嫌なんだよね、一度入れた気合と集中力が空回り

しちゃって。  15分くらい待たされたかな?よおやく予選開始 今度はタイヤもOKって事で最初から全開アタック

決行! もて耐は様々なオートバイがいるため、あちこちで何十台も抜きながらアタックしなければいけない。

はっきり言ってしまえば遅いオートバイ(600以下や古いバイク)などはあんまり気にならない、みなさんそれなりに

マナーを守っているのと、こっちも激突は怖いからかなり気をつけているので平気。

意外に嫌なのが微妙に遅いビックバイク新型軍団、直線で抜かれコーナーで刺して、の繰り返しになってしまう。

タイム的に差があるビッグバイクは問題無いのだが、微妙に6秒とか7秒のマシン!これはきつい!

最終から5コーナーまでで絡むと、さすがビッグバイク600CCもはえーなーなんて思っていたが軽く直線で抜かれ

刺しなおしって感じ、5コーナーから先はけっこうコーナーが連なってるのでなんとか引き離しに成功する。

そうこうしているうちに問題の3周目、公式練習ではここからマシンが遅くなる。 この段階では良い加速をしている

加速感を感じながらダウンヒルストレート、ここはマシンの状態を確認するには持ってこいだ。

真ん中あたりまで昇っていて急激に下る、ここでは昇りきってから回転数が低くても6速に入れてしまう。

下りでスピードが乗るからだ、 パーコレーションが起きている時は6速に入れるほど回らない。

昇りきって5速って感じになってしまう。 しかしさすが坪!パーコレーションは見事解消!!!

良い加速が続く!これはいける!  やる気倍増で渾身のアタック!ホームストレートでサインボードを確認、

とりあえず自己ベスト更新の6秒前半、そろそろ全開で行く! 何台抜いたか覚えていないがかなり抜きながら

130R進入、ここからはタイムに影響が大きい区間、出来ればクリアであって欲しい、そう願いながら130Rを4速全開

で抜ける、しかしS字一つ目で3台が並んでバトル・・・しかも二つ目でも2台ほどごにゃごにゃいる・・・ 

しかし引いて待つほど時間にも余裕が無い、待っても後ろからどんどん刺してきて結果は同じ、かなりインベタ気味

で一つ目に入る、3台をパス!二つ目も早めにインに付き、2台に並ぶスロットルを早めに開け、V字までで引き離し

ヘアピンへ向かう。 ヘアピンは楽にパッシングが出来るがその後のストレートを考えると無理なラインは通れない、

数台をパスしダウンヒルストレートを加速、90度、セカンドアンダーブリッジを抜け最終へ、ピクトリーコーナーを

切り返してホームストレートヘ、5秒8が見えた! まだまだいける!   

抜きまくりで何周目でどうだったか書けない・・・・・・ とにかく必死だった。

5秒4が見えた 昨年の予選通過を考えると、通っている!  でも今年は1000ccが大量にエントリーでタイムは

上がるだろうとの予想、 これでも怖い もっと出さなきゃ! まだまだアタックは続ける! ダウンヒルストレート

に掛かった時に大渋滞・・・・・・・ずぅ〜っと連なってる 90度なんて順番待ちかよっ?! これでは無理しても

転ぶだけ、後ろを振り返るとまた渋滞。  ホームに帰ってチェッカーがゆらゆら振られていた・・・・・・予選終了 

結果は結果。しょうがない。       これが今年の俺のベストだと心を落ち着かせ ピットイン みんなやさしく

迎えてくれた。          

次は鈴田!頼む!切れてくれ壊れてくれ・・・     

鈴田予選間際   

鈴田: 石井さん     死ぬ気で行ってきます! もし何かあったら・・・・ごにょごにょ・・・

石井: まかせろ 骨は拾ってやる!

鈴田決死の予選アタック開始       行け行けぇ (もう観客気分)

しかし不器用が売りの鈴田君、ペースが上がらない。  全然上がらない。

自己ベストを出してからほとんど乗っていない奴はタイムの出し方を忘れてしまったようだ・・・

おい!頼むよっ! お前ベスト7秒1だろ? なんで10秒切れねぇんだよ? ごちゃごちゃ混雑の中パッシングも

苦手で自分を見失っているようだ、やっと9秒に入った、でもまた10秒・・・本来の力を発揮出来ず、予選終了・・・

来年の課題は山盛りだ・・・・        結果にがたがた言うのはやめて次の事を考えよう!

とりあえず暫定の予選結果を待つ・・・  しかし なんと予選ボーダー 2分
4秒6

いやいや・・ここまで上がるとは・・・ ここでプロップマンは69番手 タイム通過は55台フルグリッドまでの

10台は主催者推薦枠 これは雑誌関係やテレビ関係など主催者が面白味のあるチームを出す枠だ

駄目もとで嘆願書を提出、この嘆願書を出しておけば運良く7耐に出れるかも? 将博さんが沢山の資料を付け

坪が提出。   結果を待つ事に、全クラス予選が終わり結果を見るとヤマハYZF-R6ではトップ、これはヤマハさん

良いんですか? R6は一台も7耐にいませんよ〜って事になるだろ?主催者推薦を押してもらうべぇと汚い心で

ヤマハ関係者様を探す・・・・いねぇ     

あきらめておとなしく結果を待つと  うちにゼッケンが呼ばれた!     コントロールタワーに来いと・・・

階段を上がるとゼッケンを呼ばれ、あなたは右〜 あなたは左〜 と分けられた。 どっちかが通ってどっちかが

落ちだね・・・・・  

主催者様 :       もうしわけありません・・今回は3耐で・・・・・・・・・・

プロップマン:       涙    ぐすっ

しょ〜〜がねぇぇぇ〜    3耐頑張ろうぜ!


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